GRID開発者インタビュー 〜皮膚臨床研究所〜(ローション編)

GRID開発者インタビュー 〜皮膚臨床研究所〜(ローション編)

今回は、好評いただいているジェントル リフレッシュローションと、ミルククレンジングのこだわりについてより詳しくお伝えするため、GRIDの誕生時から製品開発に携わっていただいている皮膚臨床研究所の開発担当の方にお話をうかがいました。前編はジェントル リフレッシュ ローションについてです。
____________________
皮膚臨床研究所
創業以来35年。世界特許を保有する技術をはじめ、独自の技術力で数多くの化粧品を生み出し続ける化粧品研究・開発の専門会社。
____________________

 

大人の艶肌のための高い技術と贅を尽くしたローション。

 

―GRIDが目指す「究極の素肌感」を実現するため、製品開発の裏ではかつてない壁やチャレンジがあったそうですね。

 

「なんて贅沢な…」。最初にディレクターの八木さんがイメージしているローションとミルククレンジングの使い方や持たせたい効果・効能を伺ったときの率直な感想です。潤いを与えながらクレンジングをして、保湿力の高いローションをたっぷり使って拭き取り、仕上げる…。使ったときの気持ちよさや、癒やしをもたらす香りなど使い心地へのこだわりもありました。
GRIDはサザビーリーグが手がけるコスメブランドであり、ディクレクターの八木さんとしても、ローションやクレンジングミルクは今後のブランドの未来を大きく左右する大事な位置づけ。GRIDというブランドのコンセプトやターゲットを私なりに理解し、世の中にすでにある製品と差別化しつつ、どんな“色”に仕立て、どうイメージを形にしていくかが求められました。

それだけに技術的なハードルは非常に高かったですね。要望に応えるため、この成分は必ず配合したいけど、でもそれを配合するとイメージするテクスチャとはかけ離れたものになってしまう…といった難題がいくつも立ちふさがっていました。でも、八木さんはそれで諦める方ではなかったので、じゃぁどうしたら実現できるだろう?ということを一緒に考えては試作を重ね、少しずつ理想とするものに近づけていく作業を繰り返しました。なかなかOKが出なくて、試作の数は膨大になりましたが(笑)。それだけにGRIDの製品はどれもが独自の成分と技術、そしてこだわりがふんだんに詰まっている。世の中に存在するどの化粧品とも異なる、かつてないものとして完成したと自信をもって言えます。

 

―では、ローションの特徴やこだわりを具体的に教えていただけますか?

ローションの特徴は何といっても、ミルククレンジングで浮かせた汚れや油分をすっきり拭き取りながらも、しっとりとした保湿力をもたせていること。「シャバシャバとしたテクスチャでさっぱりした使用感なのに、仕上がりはしっとり」という相反するテクスチャと仕上がりを両立させるため、かなり試行錯誤しました。さらに、キメが乱れることによるくすみ等の肌悩みに対応するため、美容成分を贅沢に配合していることもポイントです。これらを叶えるためにこだわったのは、「コンセプト成分を豊富に配合すること」「油分を入れること」「水にこだわること」の3つ。

 

―「コンセプト成分」とは何でしょうか?

「コンセプト成分」とは、水やグリセリンに代表されるベース成分以外のものです。例えばヒアルロン酸や○○オイル、○○エキスなど、化粧品の“色”つまり特徴を決めるもの。

GRIDが目指す艶と透明感のあるキメの整った肌に仕上げるために選んだ成分は様々ですが、そのほとんどは天然由来のものです。例えば、「イワベンケイ根エキス」。これはシベリアの高山に自生する天然のハーブから抽出されたもので、過酷な条件下で生育しているだけに多くの防御機能をもっており、皮膚の水分や油分を補い保ってくれます。

イワベンケイは紫外線、太陽熱、乾燥、寒冷、強風、低酸素といった過酷な条件下で生息する。また「Kコンプレックス」は、ビタミンKを多く含んだ天然のオイルである、アンズ核油・アボカド油、カニナバラ果実油・ひまわり種子油で、肌を明るくしてハリを与えてくれるもの。

このように成分には大人の肌をすこやかに保つものを厳選しました。

 

―「油分を入れる」というのはどういうことですか?油分というとベタつくイメージが…。

意外に思われるかもしれませんが、ベタつきのないサラッとした使用感の秘密こそが「油分」です。油分というのは本来はサラッとしていて、むしろ保湿成分の方がベタつきがあり、油分はそのベタつきを抑える働きがあります。保湿成分や美容成分をふんだんに配合すると、とろみのあるテクスチャになったり、ベタついたりする傾向にあるため拭き取りには不向き。そこで、ある程度の油分を加えることで、さっぱりとした使い心地を追求しました。

 

―なるほど、油分はシャバシャバとしたテクスチャやサラッとした使い心地を叶えるためのものなのですね。では3つ目の「水にこだわる」というのは?

これは「ローションは1日の中で一番たっぷり使用する化粧品。だからこそ水にこだわりたい」という八木さんの強い思いを形にしたものです。もちろんローションは水で十分つくることができます。ですが今回は、水を一切使わず「湯河原温泉水」「シラカバ樹液」「アロエベラ液汁」を配合。これまで多くの開発に携わってきましたが、正直これは贅沢な処方といえるでしょう。温泉といえば、肌がつるつると美肌になることは広く知られていますよね。湯河原の温泉水は天然の保湿成分であるメタケイ酸が豊富で、美肌へ導いてくれたり、肌を整えたりする作用が期待できます。シラカバ樹液は、北欧フィンランドのシラカバから毎春3〜5日間のみ採取できる貴重な成分。厳しい冬のダメージから樹木を蘇らせる栄養分は肌に水分を補うなど、ものすごいパワーに満ちています。そしてアロエベラ液汁は、肌の内面からうるおいを与えてくれます。
ふつうだったら水でつくれてしまうところを、ここまでこだわっているのですから、期待できる効果・効能も当然高い。ミルククレンジングの拭き取り兼用になっていますが、通常のローションとしても十分すぎるほどリッチです。技術、アイデア、こだわりの処方…あらゆるものを結集し、思い描いていた使用感・仕上がりを実現したローションが完成したと確信しています。

(後編では、ミルククレンジングについてお話をうかがいます)

Latest Issue

「奪わずに潤う洗顔」で、肌本来の透明感を取り戻す

「奪わずに潤う洗顔」で、肌本来の透明感を取り戻す

2021.06.17

「作りこむのではなく、素肌本来の美しさを最大限引き出す」。2019年秋誕生したGRIDは、すべての大人の女性たちに向けてメイクという行為を見直し、コスメそのものに対する新しい考え方を提示しました。

Ron Herman Women’s Director Yukari Negishi

Ron Herman Women’s Director Yukari Negishi

2020.10.10

今回は、誕生当初からGRIDを愛用、店舗でも取り扱いいただいているロンハーマン・ウィメンズディレクター根岸由香里さんに、ご自身のメイク観やGRIDの魅力、おすすめの使い方などをうかがいました。

More beautiful each day

More beautiful each day

2019.11.05

GRIDの誕生秘話や「究極の素肌」「ファンデーションはつくらない」という新しいメイクの考え方、そして今後についてお伝えします。

Instagram
pagetop