GRID開発者インタビュー 〜皮膚臨床研究所〜(ミルククレンジング編)

GRID開発者インタビュー 〜皮膚臨床研究所〜(ミルククレンジング編)

今回は、好評いただいているジェントル リフレッシュローションと、ミルククレンジングのこだわりについてより詳しくお伝えするため、GRIDの誕生時から製品開発に携わっていただいている皮膚臨床研究所の開発担当の方にお話をうかがいました。後編はジェントル リフレッシュ ミルク クレンジングについてです。
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皮膚臨床研究所
創業以来35年。世界特許を保有する技術をはじめ、独自の技術力で数多くの化粧品を生み出し続ける化粧品研究・開発の専門会社。
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心地よさ、汚れを落ちを両立させた、かつてないミルククレンジング。

 

―ミルククレンジングの特徴、こだわりについてお教えください。

 

 

ミルククレンジングも技術的ハードルがとても高かった製品です。八木さんのオーダーは、肌の上で優しく指を滑らせ続けられるふんわりとしたミルク。そこに、メイク汚れはもちろん、肌荒れの原因とされる環境ストレス物質まで吸着して落とす機能をプラスしたいというものでした。

 

―一般的にミルククレンジングは優しくてお肌がとても潤います。ただ「ちゃんと汚れが落ちているの?」という心配もあって、ナチュラルメイクのときしか使えないというイメージが…。汚れをしっかり吸着して落とせるというのは、ユーザーとしても嬉しい機能です。

 

この「ミルクで“吸着”させる」という点が技術的に両立がとても難しくて、まず方向性を決めるまでに頭を悩ませました。ちょっと専門的な話になってしまうのですが、ベースの考え方として、一般的にミルクは水と油を乳化させ、この状態を安定させるために水溶性の高分子(=増粘剤)を配合し粘度をもたせます。でも今回は水溶性の高分子ではなく、汚れを吸着させる成分で粘度をもたせる必要がありました。この成分の選定では、ローション同様どれだけ試作品をつくったか思い出せないほど。あるときは「炭はどうだろう?」と、試作して実際に使ってみたら、ものの見事に顔が真っ黒になったことも…(笑)。

 

そして最終的に決まった成分が「クレイ(粘土鉱物)」です。ですが、ここにも大きな壁が…。クレイ成分を主に粘度をもたせると、テクスチャーが重くなり、肌の上で指が止まってしまう。求めている使用感が叶わず、ミルククレンジングとはいえなくなってしまいます。本来両立が難しいものを、どう両立させるのか?八木さんとは、そもそも実現不可能なのではないかという議論もあったほどです。でも八木さんは決して諦めない方。今度は何種類ものクレイ成分を試し配合量を変えたり、その他の成分を足してみたりと、何十回と試作をつくりなおしました。

 

そんな一つひとつ壁を崩すような道のりを経て、ようやく「ミルクで、汚れを吸着させて落とす」という、技術的に難しい課題をクリア。「ミルククレンジング」を超えた画期的な製品が完成しました。これは技術的な部分ももちろんありますが、八木さんの熱意なくして実現はなかったと感じています。今こうしてお客様に手に取っていただき、ミルククレンジングの良さを再認識いただけているのは、本当に開発者冥利につきますね。

 

 

―最後に、数々の製品開発をご経験されてきた開発者として、大人の肌とって一番大事なスキンケアとはどんなものだとお考えですか?

 

 

「どんな成分がいいですか?」「化粧品はどう選べばいいですか?」といった質問はよく受けるのですが、私は「保湿」が何よりものスキンケアだと考えています。お風呂に入ったあとの柔らかくもちもちした肌の状態をどれだけ継続できるか。それから、配合されている成分にこだわるよりも、実際に使ってみて「なんかいつもと違うな」「昨日より調子がいいな」というものを探すことが大事です。高いデパコスを少量使うのも、プチプラのコスメを惜しみなく使うのも、どちらが正解というわけではなく、どちらが自分に合うか?で選ぶことをおすすめします。開発者の私がこう言ってしまうと、じゃぁ成分は関係ないの?と思われるかもしれませんが、成分は人によって合う合わないが当然あります。まずは保湿と、いろいろ使って自分に合うものを探すことが、理想の肌をつくり保ち続ける秘訣だと思っています。

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